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2009年7月 1日 (水)

映画・ 愛を読む人

Reader 愛を読む人

予告編からセックスシーンを期待していましたが、美しい映像のベッドシーンが展開されます。
歳の離れた二人の硬派の恋愛物語です。
手間を惜しんでネタバレします。
女は文盲(読み書きができません)です。
そこから若い男がベッドで朗読し、女は事務職への栄進を避けて親衛隊の看守になり、裁判で罪をひとりで背負う悲劇を負います。
オスカー主演女優賞のウインスレットが三十才半ばから六十過ぎまでを演じる貫禄を観せます。
膨大な原作から要所を綴っていますから・・
 何故  まさか  ?  ?  と不消化になります。
二十年の刑務所生活を終え、その間に必死に勉強して昔愛した男が迎えに来ているのに何故積み上げた愛読書の上に素足で立ち上がって最後をむかえるのは蒼絶なシーンです。
男が家族にも恩師にも隠していた過去を娘に語り始めるのは余計でしょう。   心情は分かりますが・・・

   <翁の採点>   ○○○△●

ベルリンでの物語りですから英語では違和感があります。    筋書きをもう少し整理してドイツ語版なら満点を捧げます・・・・
若い男がアウシュビッツを訪ねますからホロコーストの知識も・・・
ホロ苦い恋愛映画の期待を見事に裏切ったナチスに係る社会問題を提起した重厚な秀作です。

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